第4章:主人公がやって来た
「ポケモンの新作どこまでやった?」「全クリしたに決まってんじゃーん! えっ、姉ちゃん裏ボスまでやった?」「当たり前でしょ、舐めんじゃないわよ。……ウォロヤバくない」「ヤバいよね~」 ミーンミンミンミンミン……。 セミの鳴き声が、やけにうるさ…
原作改変無理推CP
幕間5:開けよ世界、神の試練を乗り越えるために
人もポケモンも寝静まった深夜。 テンガン山の山頂――シンオウ神殿の中心に、ひとりの男が立っていた。 大柄な体躯は古代シンオウ人が神事の際に着用していた衣装に包まれており、輝く金髪は信奉する神を似せたものに結い上げられている。 神を従え、世…
原作改変無理推CP
幕間4:あなたにあって、わたしにないもの。
「奉仕って、子どもたちと遊ぶことでいいんすか?」「もちろんだ。あなたは以前から、子どもたちと遊んでくれていただろう。シンジュ団以外の人間と交流することは、子どもたちにもいい刺激になるからね」 厚い雪で包まれたシンジュ集落。 白一色の景色の中…
原作改変無理推CP
幕間3:転生特典だったりする?
転売ヤーの一件から数日が経ち、判明したことがある。「どうやらあなたさまは、ポケモンが次に出す技がお分かりになるようですね」「――えっ、普通は分からないんですか?」*** あのゾロアークから託されたゾロアに名前をつけた。 しらゆき――。 女…
原作改変無理推CP
番外編3:【if番外編】この程度のイタズラで済むことを感謝するがいい【ハロウィン】
※エイプリルフールの時のなんちゃって学パロ軸です 漫研の部室に珍しくウォロ先パイがいたので、今日だけ通じる魔法の言葉をかけてみた。「トリック・オア・トリート!」「はい、どうぞ」 ウォロ先パイはなんの感慨もなさそうに、ハロウィンの限定パッケー…
原作改変無理推CP
番外編2:【キスの日番外編】解釈違いなんだよな!
「……おっ」 お休み中、コトブキムラを散策していた私は、なんと、若いカップルがキスしている現場に遭遇してしまった。長屋のある奥まった所でキスしていたので、2人は人目につかないところで、慎ましやかにスキンシップを取っていたんだろう。 まあ、私…
原作改変無理推CP
番外編1:【if番外編】学校1の人気者に告白されたけど、私は絶対騙されない!【エイプリルフール】
「好きですよ、後輩さん」 夕暮れ。放課後。部活。2人きりの教室。 シチュエーションだけ見れば、なんとも甘酸っぱい青春の1]。 そりゃあ私だってさ、ロマンチックなものは好きだよ。脳みそをフル活用し、私と未来のカレシの萌えるシチュエーションなん…
原作改変無理推CP
幕間2:新人の昔話
イチョウ商会の新人は、ちょっとアレである。 アレというのは、馬鹿ではないのだが思慮が足りないというか、猪突猛進というか、破天荒というか、]に対してやけに友好的というか。 普通ではない、というのが正しいのかもしれない。 彼女がやらかしたこと…
原作改変無理推CP
第3章:転売ヤー絶許
「んー!」 ジタバタ、ジタバタ。縄が解けないか身体をあちこち動かしてみたが、ダメだった。ケムッソみたいな動きしかできない。「んー!」 猿ぐつわを嚙まされているので、助けも呼べない。言葉にならない声が洞窟内に反響する。 寒い。地面は真っ白。雪…
原作改変無理推CP
幕間1:時間というのは不思議なもので
「この度は多大なるご迷惑をお掛けしましたことをお詫び申し上げます」 コンゴウ集落。長の使う建物内にて。 セキはイチョウ商会の商人と顔を合わせていた。「おう、あんたらか」 セキは軽く手を挙げて3人を歓迎した。 イチョウ商会のリーダー・ギンナン…
原作改変無理推CP
第2章:私はいつでも正気です
「ウォロ先パイ! 見ててくださいね! ――はいっ! 親指が取れました!」「それはジブンもできますよ。……ほら」「うわ、知ってたかあ……」 どうも! イチョウ商会の新人です! ウォロの興味をアルセウス以外に向けてもらおうと奮闘して5日目! 手…
原作改変無理推CP
第1章:そうだ、おもしれー女になろう!
あ。私、転生したんだわ。 前世を思い出したのはイチョウ商会に就職した日だった。 新入りの私は商会の皆さんに挨拶をしていたのだが、「ウォロと言います。後輩さん、よろしくお願いします」 微笑む金髪の男を見た瞬間、唐突に前世の記憶と知識が頭に流…
原作改変無理推CP